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  日刊新周南に連載中のリレートーク (2002年 4月掲載)

馬耳周南風

    なんだかわくわく!

 合併論議にものすごいエネルギーをとられていたこの10何年は、"周南の失われた 10年"では?と以前ここでも愚痴を書きましたが、その入り口の論議にもやっと出口が見えてきて、徳山の底力たちが元気に復活してくる胎動を感じます。まだまだ乗り越えなければならないことがたくさんあるのでしょうが、とにかく来年の4月には、大きな変化が訪れるんだと思うと、なんだかわくわく!

 合併するのがいいのか、悪いのか、なんて今の誰にもわからないことです。今言われていることは全て予想される事項でしかなく、よその街のことも参考にしかなりません。そこに絶対的な答えを求めること自体ナンセンスです。将来もその時代の状況により評価は変わるでしょう。ただ、良い判断だった、とするのも 悪い決断だった、とするのも、そこに暮らす住民にかかっていると以前聞いたことがあります。

 合併した市町村の既存の施設やサービスを住民同士がうまく使いまわし、合併のメリットをフル活用すれば、良い結果が訪れますが、それぞれの市町村に配分するような新たな投資を無節操にすると、数多くある合併した街の失敗例のようになるそうです。それは、以前JCの主催で開催された藻谷こうすけさんの講演会で聞いた話ですが、住民の声を新しい市のまちづくりへ反映させるためには、どんな方法があるのでしょうか?住民も勉強しなくては、と勉強不足を反省したりします。周南合併にずっと取り組んでこられたJCの方々やJCのOBの方々には、合併後のまちづくりについての論議を始めてもらえるとうれしいです。ぜひ参加して勉強したいと思いますが…

 底力といえば、全国紙の経済欄に大きく徳山の文字が出ていて、喜びました。世界初の最先端技術「ボトル to ボトル」を実現する原料リサイクル施設が帝人グループの徳山事業所で操業を開始するというニュースだったと思います。帝人以外にも世界を相手に競争している企業が地元にたくさんあるというのは市民にとって誇りだと思います。

 先日、県の市町村別総生産のニュースがテレビで流れました。市では下関市が1位でしたが(たぶん徳山市が2位だったと思います。)地域ごとのランキングでは、周南地区が1位でした。さっと流れたニュースなので詳しくないですが、周南の底力は、市民が思っている以上にすごいんだなぁ。と感じました。

 朝のテレビで竹村健一さんがタックスペイヤーとタックスイーターという話をされていたのを聞き、これまで周南地区は、山口県内でペイヤーの役ばかり担当していたのではないかな?と他地区の方々からブーイングのおきそうなことを考えました。でも、県知事選の時に「きらら博が終わったら、周南地区に力を入れる。」と話されていた二井知事の言葉どおり、今年はやっとタックスイーターの側だな、と感じる事業が徳山でたくさんあるようです。総合庁舎の建て替えもそのひとつでしょうが、ソフト事業でも10月には、県の行事が目白押しのようです。公共事業があればいいというのではありませんが、底力のあるところにお金が落ちると、はっきりと波及効果が現れると信じています。徳山市の掲示板にも都市間競争が始まるというような話が出ていましたが、そろそろ周南地区も底打ち?なんだかわくわくする風が吹いてきたと感じるこの頃です。

                                      とくらたかこ


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