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  日刊新周南に連載中のリレートーク (2002年 1月掲載)

馬耳周南風

    まちの可能性を信じたい!
          −入り口の論議から中身の論議へ−

 お笑いのネタになるほど政治が身近になり、小泉首相や国会のやり取りが主婦仲間との話題となる、おもしろい時代になりました。
 その反面、地域の情報にはますます無関心になっています。どうしようもない商店街の空洞化や、所詮市民の力では動かない「まちづくり」の現実には、みんな目をそむけてしまいたいのか、徳山でわりと活発だったまちづくりグループの活動も自然消滅していく傾向にあります。各審議会の委員に選ばれるほどの"パワー(発言力)"を持たない私たちのような市民グループが"ちゃんとした存在"に育ってほしいという行政側の希望もあるようですが、これが周南地区の現状でしょう。

 そんな市民レベルに合わせたのか、それともあまりにも無関心な市民へのパフォーマンスなのか、年末、年始の周南合併問題でのドタバタぶりには、みんな注目したようです。合併なんか関係ない!と言っていた友達まで「はぁえぇ、2市2町で合併せぇや!」とか「今度の合併協議会は見に行こう。」というカンジです。
 私は、とにかく早く結論を出してほしいです。以前もここで書きましたが、周南の失われた10年とも言えるほど、合併論議に費やされた貴重な方々のエネルギーや時間を思うと、これ以上の引き伸ばしは我慢できません。この何年か徳山では、合併論議にからまないまちづくり論議を聞いたことがありません。誰も責任追求しない駅西再開発計画や第3セクターの破たん、大型店舗の撤退。全て合併が進まないから、という言い訳ですまされています。

 周南合併論議の影であまり知られていない身近な話題のひとつに、総合庁舎の建て替えがあります。昨年から度々書いていますが、県の庁舎とはいえ、県内の住宅地では最も地価の高い場所に16400平方メートルもの敷地ができるわけです。総事業費は90億円と聞いています。土日は駐車場も開放する予定で、7階に展望レストランができる計画とか。桜並木や緑の木々がきれいな場所で、商店街へも近いので、この場所をうまく利用すれば商店街活性化にも一役買うはず。"歩いて暮らせるまちづくり"を目指す市街地再構築にも欠かせない場所です。今、そこで暮らす者の視点で意見を出しておきたいと思います。私たちの収めた貴重な税金で作られる施設です。ぜひ、有効活用を考えたいと思います。
 県の事業担当者の方に地元の意見を届けるために、徳山駅ビル2階で1月29日(火)6時よりパネルディスカッションを開催します。来られた方からもたくさん意見をいただきたいと思っています。くわしくは再度ここの誌面でも紹介していただくと思いますが、ぜひ、お集まりください。
 
 最後になりましたが、あけましておめでとうございます。いただいた年賀状に「今年もカゲキに!」というものがありました。市民参加、市民参加とやたらと行政から癒されている昨今、中途半端に丸まらないでね。との意味だと受けとりました。
 今年も"ドキドキ"や"ワクワク"に敏感に暮らしたいですね。

                                      とくらたかこ


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