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徳山市文化会館からの帰り道、興奮状態の頭にうかんだ言葉です。文学座の「モンテ・クリスト伯」があったので、夕方の忙しい時間をやりくりして観にいったのです。無理しても来てよかったぁ!と感動しました。テレビドラマでも人気の内野聖陽さんを間近に見れて、そのオーラが直接、体にしみこんでくるカンジ。お顔と心のしわにビタミン剤より効果がある気がします。芝居が終わって役者さんたちをみんなが拍手で迎えた時、山口県出身の役者さんが紹介されました。防府出身の方で親戚の方も観に来られたようです。
こんな地方に住みながら、年に何回もこんなすばらしい演劇が観れるのに、若い人たちがその会場にほとんどいないのはなぜなのでしょう。もったいない!と思いました。
私は、特に芝居好きというわけではありません。くわしくもありません。でも、昔からこの徳山では定期的に(2ヶ月に1度)いろんな演劇やミュージカルを観ることができたので、若い頃から深く心に残る作品にいっぱい出会いました。あの杉村春子さんや太地喜和子さんを見れたことは、本当にシアワセなことだと思います。西田敏行さんの体中からあふれる演技はもう20年近く前のことなのに今も忘れられません。自由劇場の「上海バンスキング」は私の人生観に大きく影響しています。オーバーなようですが、ライブで直接経験した感動って、コンサートと同じで心に残るでしょ?どれも徳山市文化会館で観たものです。若い頃のそんな感動経験は、徳山以外である公演にも無理して行ってみよう!というエネルギーになり、佐賀県の嘉穂劇場にも出かけてみました。藤山直美さんのド迫力の芝居を昔ながらの桟敷の芝居小屋で体感できたことは、きっと一生忘れないと思います。
よく書いていますが、仕事が終わって気軽にライブに行ってみよう。とか映画にいってみよう。芝居を観にいこう。ということができる街であってほしいと思います。でも、地方では、それはないものねだりです。学生時代、一時東京で暮らしましたが、毎日のようにいろんなライブや芝居がありました。当時はお金がなくて行けませんでした。今、少しのチケット代くらいは自由になる年齢になったのに、芝居やコンサート自体がめずらしいことなので残念です。
そんな徳山でも2ヶ月に1回、芝居やミュージカルが観れるのは、周南市民劇場さんのおかげです。ずっとがんばっていらっしゃる事務局さんには頭が下がります。チケット販売の方法が、会員制となっており、会員みんなで運営しましょうという趣旨なので、若い頃は少し抵抗感がありました。今、若い観客が増えないのは、やはりこの"会員制"というのがネックになっているのでしょうか。でも、地方で続けていくためには、会員制での運営でないと無理なのでしょう。興味がある方は、当番で役者さんのお世話をしたり、交流会に出たりできます。そういう時間がなくグループ活動の苦手な私は、ただ観にいくだけにしています。今までご存じなかった方は、ぜひ、この次の公演から会員になられませんか?次回はたしか4月7日、8日で黒柳徹子さんが出られると思いますが、くわしくは、周南市民劇場の事務局(電話21−7097)へお問合せください。
私は何もお世話していませんが、会員が増えて、今後もずっと演劇を観れる機会が続いてほしいと願っています。今は仕事を片付け髪を振り乱して会場へ駆け込んでいますが、もっと年をとっておばあさんになったら、おしゃれをして出かけたいと思っています。
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