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2000年だいが始まったばかりなのに、世紀末でもある今年は、はじまりと終わりの同居する不思議な年です。このおもしろい1年の間に"まちづくり緊急プロジェクトチーム"は、自分たちの暮らす街のうきうきワクワクを発見するために何ができるのかひそかに悩んでいます。
昨年、徳山の古いビルの再生アイディアを公募することをきっかけとして、中心市街地の活性化をもっと自分たちで考えませんかと呼びかけてみました。手応えは予想以上のものでしたが、資金力もなければビルの所有者でもない私たちにはどうしようもない現実もあるのだという無力感も味わいました。(建築の専門家であるスタッフの何人かは仕事として携わったわけではないことでの葛藤もありました。)
また、徳山駅ビルの改築案も発表しました。住んでいると案外気がつかない徳山の良さ(計画的に整備された街路やたくさんの緑)を駅前広場でうけとめて、そこに大きなパワーの発信源となる空間を配置することにより市民の心のより処となる核を作り、自信と誇りの再生をめざそうというコンセプトのもとに設計案を出しました。担当したスタッフは何度も討論を重ねて自分たちの住む街を見つめなおすことができましたが、同時に働きながら作業する時間を捻出する難しさや実際に収入につながらない作業を続けていくことの大変さも認識することとなりました。
ただ、何かが大きく動き出したと感じるのは私だけでしょうか?なにもしないよりはやって良かったと思っています。新町ビルはナイキのショップが入ると聞きました。緊急プロジェクトチームの寺戸さん(徳山のぴーえっち通りでフリーマーケットやストリートバスケット大会等を企画して活性化に奮闘している人)のお店(T'sblue)も入るそうです。同じく緊急プロジェクトチームのわせださん(地元にこだわる音楽プロダクション、オフィスW(有)社長)もビルを活用してタレントさんの発表の場として企画中だとか。
新しくビルのオーナーとなった(有)下松不動産の小林さんが修業時代に勤めていた新町あたりにもう一度賑わいをとりもどしたいと夢を語られていました。理想的なものには遠くても少しずつは近づいていくような気がします。何も発信しないよりは、やる気を意志表示した方がゼッタイ人は集まると信じたいです。
徳山駅や中心商店街についてもいろいろな議論が動き出しました。もう、駅ビルはいらないという意見もあります。徳山の既存商店街も別に落ちぶれてもいいじゃ、郊外店に買いに行くもん。という人もいます。私は個人的には市民としての誇りが失われていくようで悲しいと思っていますが、そんな誇りなんかもともとないじゃ。というのもひとつの意見だと思います。どれが正しいかもわかりません。だけど、いろんな考えをどんどんぶつけ合うことのできる場づくりが大切と考えます。
徳山市の発表された中心市街地活性化基本計画は難しすぎてよくわかりませんが、市民が希望や夢を持てる内容であれば、中身について住民がもっと興味がもてるような方法や自分たちの意見も出せるような方法(市民も真剣に考えて実現可能な案を責任を持って言うべき。)を考えて、行政の方ともいっしょになって実現したいなぁと思っています。また、忙しくなるとチームのメンバーの苦笑いが目に浮かびます。
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